アイドルとファンは取引相手

アイドルとファンは取引相手ではないかという話。

 

 

前回の「華があるということについて」のはてなブログを読んでいただいた方、誠にありがとうございました。私自身、文字で伝えるのは得意ではありませんので、読みにくいなどしたかと思いますが、懲りずに第2弾を書いていきます。

 

どうぞ、お暇なときにお読みください。

 

 


さっそくタイトルの言葉について触れていきますが、なぜ私が「アイドルとファンは取引相手」だと考えるのか。


このブログを見てる方の殆どが、ジャニーズのオタク(通称ジャニオタ)であると思います。ジャニオタに限らず、ありとあらゆるオタクは、チケットやグッズなどの取引をTwitterやメルカリなどのSNS行ったことがあるのではないでしょうか?

 


(カードゲームが盛んであった一昔前では、そこでたまたま出会った名前も知らない人と「すみません、このカードダブっているのですが(※複数持ってる、被ってる)何か交換しませんか?」と今では考えられないコミュニケーション能力を発揮していたのもです。)

 

今でもトレーディングできる場所を設けているところもありますが、ジャニーズにはランダムグッズがそもそも多くないので、殆どの方がインターネットを通じて、取引をしているイメージがあります。

 

 

 

 


余談はさておき、

 

 

私達は、欲しい商品を検索して見つけ、相手がどのような人か、詐欺ではなく信頼できる人なのかをプロフィールや取引経験などを参考にして判断し、その上で商品には傷や汚れがついてなく、保存状態が良いのか、不備はないか。など、品定めをしませんか?

 

 

それって、よくよく考えてみれば、私達ファンがタレントに対して、「この人かっこいい」「見た目もいいし、性格も素敵!」って思う感情と似てて、数あるタレントから品定めをしているような感覚なのではないかなと思ってます。

 

 

どうでしょう?皆さんもある意味、タレントを品定めしていませんか?


(品定めという言葉は少し相手を見下した感じになりますが、わかりやすい例えだと捉えてください。)

 

 


そして、品定めをしたあとは、メッセージのやり取りをして、お金を払う。

この行為もタレントがCDやDVD、雑誌、グッズなどに私達が必要なものか、不必要なものかを判断し、お金を払う一連の行動と似ていますよね。(ここに関しては、説明を詳しくしなくても何となくみなさんも感じてもらえるかなと思います)

 

つまり、取引という1つの行為をアイドルとファンに当てはめて考えると

商品=アイドル
購入者・消費者=ファン
販売者・生産者=事務所

に近いと思っています。

 

 

お互いが気持ちよく取引を行うことができることが、一番望ましいですが、

 

 

 


問題はここからです。

 

いざ、その商品が自分の手許に届いたとき、商品に傷がついていたり、不備があったときに「何なのこの商品!?せっかくお金払ったのにこの状態!信じられない」って怒りの気持ちが出てきますよね。

 

そしてその相手にも抗議をします。「貴方のところから買った商品、不備があるんだけど!どうしてくれるの」と。

 

 


まさしく、この流れは自担の熱愛報道が出たときや失言失態をしたときに、みなさんが思う感情と似てませんか?「〇〇くんのこと信じてたのに」「そんなことしないと思ってた」悲しみは怒りに変わり、「なんなのあの女!ムカつく」「大体〇〇くんもあんな女に引っかかるなよ」「叩き潰す」などありとあらゆる感情が湧き上がります。

 

 

それだけではありません、不備があれば「この商品のあの部分がありませんでしたが、どういうことですか?」と取引相手に聞くように、


タレントに求めていることに対して、足りない部分があったとき「〇〇くんはこうしたほうがいい」「もっとトーク力磨いて」「もっとしっかり踊って」「もっと頑張って」もっと!もっと!と求めるものが大きくなってきます。(これに関しては私も言ってるので、申し訳ない気持ちです)


まるで、しつこいクレーマーみたいな人たちですよね。(私もそうなんですよね。)

 

もちろん、これは取引相手との関係をタレントとファンに置き換えて考えたため、無理やりな感じありますが、どうですか?意外と当てはまるところ多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 


長くなりましたが、私がここまで説明してきて、最終的に伝えたいことは、

 

 

取引相手と信頼関係を築くことが重要であるということです。

 

 

皆さんだって、いかにも怪しい詐欺みたいな方と取引をすることや、ボロボロで壊れかけて、不備のある商品をわざわざ高いお金を払ってまで欲しいとは思いませんよね?

 

 


タレント・事務所とファンも同じです。互いの信頼があってこそ成り立つ。


タレント・事務所は、ファンが信頼できる要素
(取引で言うならば取引の経験数や連絡を怠らないことなどでしょうか)

 

を与え
(それが雑誌やCDなどのものだけでなく、発言や行動も含め)

 


私達ファンは信頼できる要素を見極め、相手に失礼のない行動をとる(取引で言うならば、言葉遣いには気をつけ、お礼や感謝を伝える)

 

 

 

取引が上手くいき、終了したあと、「この度はありがとうございました、また機会がありましたら宜しくお願い致します」と挨拶するように、タレントとファンも気持ちの良い関係を築けていくことを私は望みます。

 

 

 

 

今回はこれで以上になります。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。ご意見ご感想お待ちしております。